間食で「やせる」!間食がおすすめな理由と、上手なおやつの取り入れ方を管理栄養士が解説

食事の基本
このような方におすすめです!
  • 間食をよくする
  • やせたい
  • 健康的な食生活をしたい
この記事を書いている人

・病院管理栄養士歴11年
・8,000件以上の栄養指導をこれまでしてきました!
・2人の子育てママ

間食にどのようなイメージを持たれていますか?
「できれば間食は食べない方が良い」「間食をすると太る」「おやつは健康に悪い」、、

haruki
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どちらかというと罪悪感を持たれている方が多いのではないでしょうか?

間食を我慢し過ぎるのは良くない

間食を我慢すると返って太りやすくなる可能性があります。

haruki
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次の食事(特に夕食)を食べすぎる原因となってしまうことがあります。

気が付いたら、夕食を思った以上に食べ過ぎてしまう…そんな経験ないでしょうか。

空腹とは

血糖値が下がり、体がエネルギー不足を感じている状態

空腹になると

すみやかに血糖値を上げられすぐにエネルギーに変わる、ご飯やパンなど炭水化物(糖質) が多い食べ物を欲す

haruki
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空腹になると、より太りやすいものを食べたくなるのです。

ここで炭水化物を摂りすぎると、血糖値が急激に上がり、その反動で一気に血糖値が急降下します。

たくさん食べたはずなのに、すぐ空腹感を感じまた炭水化物が欲しくなる…といった悪循環に陥る

夕食までやっとの思いで我慢できても、空腹感に任せてしまい夕食を食べすぎて後悔する…。

さっきたくさん食べたのに、また食べたくなる。。なんてことになりかねません。

間食取り入れるメリット

間食を上手に取り入れることにより、仕事効率を上げ、ダイエットにもつながります。

長い間隔が空きがちな「昼食と夕食の間」に、上手に間食をとることがポイント

間食を取り入れることで、夕食の食べ過ぎを防ぐことができます。

間食を取り入れるメリット

▸夕食前の空腹をなくすことができ、夕食が適量でも満足しやすくなる

▸夕食を適量にすることができれば、カロリーコントロールに繋がりやすくなる

▸ほどよく間食と適量の夕食により、血糖値のサイクルを緩やかにする効果も

空腹自体がストレスになっている可能性もあるため、それを取り除くことができ、仕事や勉強を妨げる集中力の低下を防ぐことができます。

間食で栄養を補い、栄養バランスを整える

不足しがちな栄養素を間食でとるのがおすすめです。

1日3食しっかりたべていても、現代わたしたちは栄養不足といわれている

ご飯や麺、お肉はしっかり3食食べるけれど野菜を食べない人、

揚げ物や肉は多いけど魚はほとんど食べない人、

そういえばここ最近海藻やキノコ、ナッツ類は食べてないなという人…

食べ物はたくさん手に入りますが、「お腹いっぱい食べても栄養不足」という矛盾した現代です。

haruki
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肥満でも栄養が足りていないという状況があります。

間食=おやつではない
空腹なときこそ、普段取りにくい栄養素を摂るチャンス!

いま間食をとってない人でも、栄養面を考えると、間食を取り入れた方が栄養バランスを整えることができるかもしれません。

間食で取り入れたい7つの栄養素

間食で取り入れたい7つの栄養素は次の通りです。

  • ビタミンC
  • カルシウム
  • マグネシウム・亜鉛
  • ビタミンA
  • 食物繊維

ビタミンC


ビタミンCは体内でコラーゲンを作るために必要な栄養素です。

ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

haruki
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最近はビタミンCの抗酸化作用が注目され、老化防止にビタミンCが有効であることが期待されています。

間食でおすすめ食品

▸フルーツ

カルシウム


カルシウムは、骨や歯の材料ですが、実はそれだけではありません。

イライラやストレスなどを静め、神経を安定させる。筋肉(平滑筋を含む)の収縮に不可欠。アレルギー作用などなど。

間食でおすすめ食品

▸ヨーグルト
▸チーズの乳製品
▸小魚

カルシウムはすべての生命活動の中心的役割を果たしているミネラルなのです。


鉄は赤血球の材料になり、全身に酸素を運ぶ役割を担うミネラルで、不足することで貧血を発症します。

女性や、運動習慣のある人は特に意識して摂ることをおすすめする栄養素です。

間食でおすすめ食品

▸卵
▸豆乳
▸鉄入りのヨーグルト

マグネシウム・亜鉛

マグネシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。

神経の興奮を抑えたり、エネルギーをつくる助けや、血圧の維持などの重要な働きに利用されます。

亜鉛は、新しい細胞が作られる組織や器官では必須のミネラルです。

不足すると味覚障害や、皮膚炎、脱毛症、免疫力低下を起こしやすいです。

間食でおすすめ食品

▸アーモンドなどのナッツ類

ビタミンA

ビタミンAとは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつです。

目の健康維持や粘膜や皮膚を健康に保つ効果があります。

間食でおすすめ食品

▸牛乳
▸チーズ
▸緑黄色野菜(トマトやカボチャ)

動脈硬化を予防したり、ガンを予防および抑制するといわれている抗酸化作用などが期待できます。

食物繊維

水溶性食物繊維も不溶性食物繊維もどちらも体内には吸収されませんが、健康のためには重要な役割を果たしており注目されています。

食物繊維も善玉菌が増え、腸内環境が改善される効果があります。

間食でおすすめ食品

▸フルーツ
▸野菜
▸サツマイモ
▸海藻類(おしゃぶり昆布やワカメのお菓子、ところてんや寒天など)

まとめ:上手に間食を取り入れていきましょう!

間食は味方につければ、栄養バランスを整え、より健康にしてくれるおすすめの食べ方です。

haruki
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健康維持だけでなく、老化予防や美容効果にも期待できます。

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